校長挨拶

 第二小学校の校庭には、大きなすずかけの木があります。冬に葉を落とし、幹と枝だけになったすずかけの木は、4月になる頃には、また、青々とした葉を繁らせます。2校時と3校時の業間休みには、そのすずかけの木の横を通り抜けて、多くの子どもたちが運動場に飛び出していきます。明るく活動的な子どもたちが多い学校です。
 本校の教育目標は、「夢に向かって 自分を磨く子」 重点目標は、「自分から考える みんなで高める」です。今まで取り組んできた「人の心(相手の思いや考え)を大切にすること」に加えて、「自分で正しく判断し、よりよい自分や学級、学校をつくる」ことを重点にして個の力と集団の力を伸ばしていきたいと考えています。めあてに向かって、ねばり強く挑戦する子どもたちを育てるために、私たち職員は、一丸となって力を注いでいます。
 保護者、地域の皆様、子どもたちの温かい応援団となっていただきますよう、御支援、御協力をよろしくお願いいたします。

第二小学校長 袴田 充子

夢に向かって 自分を磨く子

「水泳選手になってオリンピックに出場する」といった将来につながる大きな夢、「逆上がりをマスターする」といった新たな自分につながる夢(目標)、「夢はまだない」等、『夢』への子どもたちの意識はそれぞれです。そして夢はその時々で成長したり、変身したりする等、その場に留まっていません。
子どもに内在する能力を発揮させる2つの力は、「身近な他者からの勇気づけ」と「自分自身が設定する成長目標」です。目標のない人間に努力は生まれにくいものです。
全ての子どもが自分のよさが言えること、全ての子どもが自分自身のよさを生かした夢や目標を持つこと、全ての子どもがその夢実現のための努力計画を立てて本気で挑戦する姿が、掛二小の学校教育目標『夢に向かって 自分を磨く子』につながっていきます。 
掛二小の昨年度の全国学力学習状況調査質問紙から自己肯定感の高さがうかがわれました。これは、家庭や地域、学校で子どもたちのよさを認め励ましている結果と思われます。
1 自分にはよいところがある。(本校93.3%、全国84%)
2 先生はあなたのよいところをほめてくれる。(本校86.5%、全国85.3%)3 将来の夢やも目標を持っている。(本校84.2%、全国85.1%)
今年度も子どもたちが前向きに取り組めるように、温かいまなざしで子どもたちを認め励ましていきたいと思います。

いじめ防止基本方針

掛西学園では、毎年「いじめ追放宣言」をし、いじめを未然に防止する取組を進めています。掛二小でも、子どもたちが安心・安全に過ごすことができるよう、職員が一丸となって取り組んでいます。