149 陸上県大会 杉山航平くんの夏 100M編②
ランチに時間をかけすぎた我々が慌ててエコパに戻ると、14時20分。決勝レース開始直前でした。6位までに東海大会の出場権が与えられるレース。祈るような思いで応援する陸上部のみなさん。航平くんはその応援団の目の前、第9レーンを走ります。決勝レースでは選手名がアナウンスされると、大型ビジョンに選手の表情が映し出されました。さすがは県大会と、感心していると、大勝負前とは思えないほどリラックスし、満面の笑顔で手を振る杉山くんが映し出されました。その表情を見て、とてもいい結果で出そうな予感がしました。号砲一発ついに始まりました。わき上がる大歓声。レースは上位3人以外はダンゴ状態で、順位は肉眼では判別できませんでした。しかし、直後に栄川中陸上部員はスタンドで狂喜乱舞となります。電光掲示板に「第4位 杉山航平 記録11秒33」が表示されたのです。この瞬間、杉山くんの東海大会出場が決定したのでした。



